プロレス統計

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10.30 新日本プロレス 後楽園大会 ツイート解析

SJTT準決勝の2公式戦が行われた新日本プロレス後楽園大会中の#njpwハッシュタグに投稿されたツイート推移を調べてみました。

集計結果

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
大会は18:30開始、21時過ぎに終了しました。

この日のツイート数は1665ツイートでした。
前回の後楽園大会(10/29)が1745ツイート、その前(10/23)が1463ツイートでしたのでその中間といったところでしょうか。
動員も1728人(札止め)と平日にもかかわらず好調なツイート、観衆だったのはトーナメントも準決勝と注目度が高かった現われかと思います。
ちなみに今回はこれまで集計した後楽園大会と明らかに異なるピーク位置になってますがそれは後々。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。

1.ハッピー・ハロウィン!

時刻:19:02
ツイート数:26.0tweet

自分はリアルタイムでは見てなかったんですがTLを見てたまげましたもんね。
ケニーが女装、ってこともですけど筋肉もりもりマッチョマンで無精ひげも伸びた状態なのに、なぜか似合うということが。
ちなみにオスプレイに同伴して来日してたオスプレイの彼女もメロメロだったそうです、仕方ないね。

2.続・ケニミン

時刻:19:04
ツイート数:23.0tweet

続、オスプレイが必死になって引き止めようとしているのがなんとも草。
ちなみに去年もケニーはヤングバックスと一緒にゴーストバスターズのコスチュームで入場した(確かゴーストバスターズのリメイク作が出てた時期)んですが、割と反応が微妙だったからか今年はもうチョイ日本人好みに寄せてきましたね。
ちなみにアラジンも現在実写版が製作中との事、楽しみですね。

eiga.com



3.続・続・ハッピーハロウィン!SUPER69入場

時刻:20:17
ツイート数:11.0tweet

BCに続いてSUPER69組もハロウィン使用で入場、やっぱりアメリカ人は文化として根付いてるからかノリノリですね。 
ここ数年でいくつかのパートナーとタッグを組んできた田口監督ですけど、ACHはフエゴと並ぶ陽性のキャラクターで出てくるだけで明るくなるのが良いですね(リコシェも陽性ではあったけど)。
田口ジャパンが明るく楽しく少し下品で時折激しいプロレスなだけにSUPER69はまさに田口ジャパンらしいチームなんじゃないかなぁ。
またそういうチームが相手なだけに、職人ヒールタッグの金丸デスペ組が輝くのもありそう。

4.SUPER69決勝進出!

 時刻:20:38
ツイート数:11.0tweet

金丸デスペ組がACHの負傷した脇腹に狙いを定め、苦戦を強いられる中猛攻を耐え抜き、必殺のミッドナイトスターからの合体技スーパー69で勝利を収め、SUPER69が決勝進出を決めました。
受けに受けるSUPER69にしつこく攻め続ける金丸デスペ組、双方の良さが光る試合だったかと思います。
残念ながらデスペの新日本で初の栄冠には届きませんでしたが敗れて悔いなし、一方でACHは二年連続で決勝進出、1年越しのトーナメント優勝なるか?

5.六本木3K決勝進出!

時刻:21:06
ツイート数:17.0tweet

今シリーズから、オカダ内藤の前哨戦に巻き込まれる形で前哨戦を争ってきた両タッグが準決勝で激突することになりました。
かたや新IWGPJrタッグ王者、かたや元IWGPJr王者タッグとこれが事実上の決勝戦といっても過言ではない面子の元、期待にそぐわない熱戦が繰り広げられました。
印象としてはLIJサイドが終始3Kを圧倒する展開、実際3Kとヒロムは2年しかキャリアが違わないはずがこの威圧感の差は何なんだろう。
と思うとヒロムはデビューが2010年、3年後の2013年に海外遠征に旅たち、去年末に3年弱の遠征から帰国
かたや3Kの二人は2012年デビューし、4年後の2016年に海外遠征へ、そして先日2017年に1年半の海外遠征を終えて帰国しています。
つまりおおよそ倍近くの海外での遠征での経験の差があるわけです、その経験値の差が現れているといっても過言ではないでしょう。
まぁこれにはYOHこと小松がすでに29歳と年齢がいっていることも事情にあった部分はあると思いますが、結果として押し込まれる展開に。
しかしLIJタッグの多彩な合体攻撃を耐えながらも反撃を加えて行き、最後には両者に必殺の3Kを決めて勝利することができました。

正直に言えば「IWGPJrタッグ王者」としては苦戦に過ぎる展開ではあったでしょうけど、新たなタッグチーム六本木3Kとしては十二分の試合内容だったと思います。
それに凱旋試合はそれこそ勢いで取った感が強かったのが、トーナメント一回戦ではKUSHIDAと関節技で張り合う技巧と川人の奮闘を受け止め返す懐の深さを、そして準決勝では元Jr王者タッグの猛攻を受けきり凌いで跳ね返すタフさを、とたった3試合の中でも成長を見せていっている「進化する王者」を魅せてくれていると思います。
それこそ「今までになかった王者像」なんではないかな、と思ったり。

まとめ・雑感

ツイート数的にはジャスミン・オメガがすべてを掻っ攫っていった感じになりましたが、それでもベビー対ヒールのプロレス、そして新日ジュニアの未来を見せるようなプロレスと試合内容的にも面白い大会だったのではないでしょうか。
こうして決勝戦は六本木3K対SUPER69の対決となり、今週末の大阪大会で雌雄を決します。
田口監督としてはパートナーを変えての六本木3Kへのリベンジ、そしてACHとしては1年がかりのSJTT優勝へ挑む試合となります。
既に大阪ではIC選手権:棚橋対飯伏Jr選手権:オスプレイ対スカルNEVER選手権:みのる対矢野など3大選手権が組まれており、さらにここにUS選手権:ケニー対バレッタも加わるんではという見立てもあります。
公式戦が行われた3回の後楽園ではどれも満員マークをつけてきたSJTT決勝がこれらの選手権試合に拮抗できるのか、というところも楽しみにしています

おまけ

 流石監督、ブレない

それでは