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2.5 新日本プロレス 後楽園大会 ツイート解析

札幌で開幕し、遂に東京まで帰ってきたNew Beginningシリーズ後楽園大会。
今回も#njpwに投稿されたツイートについて、ツイート解析をしていきましょう

集計結果

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は18:30開始、21:00過ぎに終了しました。
今回のツイート数は1,673ツイート、ユーザー数は459人となりました。
平日開催でしたが中々のツイート数、ユーザー数ですね(FantasticaMania後楽園二日目と同じぐらい)。
ちなみに観衆は1,604人で満員マークになってます、1.5は1,737人で札止めだったので通常の後楽園の形式では1,730人がMAXな模様。
一方でFantasticaManiaは1,522~1,590人で札止めになってますが、これは場外ダイブに考慮してフェンスを撤去+リングサイドを拡張したためにその分人数が減ってるのかなぁと。
札止めなのに人数がばらついてるのは、チケットは全部売り切れた(札止め)なものの当日これなかった人がカウントされていない関係かなぁ。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう(今回は15分区切りで解析)。
※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。

六本木3K対鈴木軍

時刻:19:29
ツイート数:12.0tweet

まず初めのピークは第4試合、大阪大会での3K対デスペ金丸組の試合をタイトルマッチにしようと目論む鈴木軍対札幌のヤングバックス戦で肉体のダメージも濃い3K。
この試合ではSHOが腰に大きなテーピングを巻き、そこを攻められる展開でしたけどもヤングバックス戦だと腰攻めされたのはYOHの方なんですよね。
で、地方大会の結果を見るに1.30青森大会から腰にテーピングが見えてる辺りタイトルマッチでSHOもダメージを負ったみたいですね、おそらくは終盤のエプロンに固定されての場外でのスワントーンボムのとこ?
いずれにしても腰はパワーファイターの肝心要な上に得意のコンビネーションもフィニッシュの3KもSHOの腰が酷使される形なだけに大阪に向けてのダメージの蓄積が心配ですね・・・

真壁対鈴木!

時刻:20:06
ツイート数:18.0tweet

続いては新日本隊を食い尽くすべく本隊のNo.2たる真壁に狙いを定めたみのると真壁の対決。
ここ数年、年を重ねながらもタイトルに常に絡んでいたみのるとシングルからは離れていた真壁、というマッチアップではあるものの向かい合って、コメントで挑発しあう様を見ると噛み合う部分はありますね。
今日真壁が直接ではないとはいえ勝利したことでタイトルマッチは濃厚・・・とはいえ動き自体を見るとやっぱり鈴木が頭一つ抜けているのも確かなんですよね。
というか次シリーズがNJCだけど果たしていつ行われるのか・・・その前の旗揚げとか?
しかし真壁、エルガン、KUSHIDAのトリオてなんとも不思議なトリオだ・・・ここに棚橋がいるとなんとなくまとまりがあるように感じられるのは棚橋のエースたる由縁ですかね。

Swirtchblade vs ケルティックプリンス

時刻:20:25
ツイート数:16.0tweet

かつては小松田中に続くヤングライオンとして新日本にやってきた若手外国人二人、だったのですが1年と立たないうちに立場は大きく変わってしまった二人の対決。 全体としてみていると、やっぱりジェイはケニー戦を経てその評価が向上した気がしますね、もしかすると1.5の北村戦と見比べるとその変化がよくわかるかもしれない。 それに対するとフィンレーは海外遠征もなく、当然凱旋もなく、注目されるチャンスの無いまま新日本で戦い続けただけに 技の一個一個に対して注目度が低いようにも見えましたね。 しかしそれが少し変わったのが椅子を手にした場面、椅子で攻撃をせず投げ捨てたところで観客が大きく沸いたんですよね。 反応があった、ということはある意味でフィンレーにとって初めて「一レスラーとしての行動が観客の記憶に刻まれた瞬間」なのかもしれません。 試合としてはその後すぐにブレードランナーでやられましたが、ヤングライオン・元ヤングライオンというだけではないフィンレーの新日本でのレスラー人生が始まったのかも。

一矢報いるYOSHI-HASHI

時刻:20:50
ツイート数:18.0tweet

そしてメインは新日本でも恒例となった軍団対抗イリミネーション戦。
昨今の新日本でイリミネーション戦が定着したのって
1.多人数タッグマッチで色んな選手、コンビネーションが見れる
2.通常タッグマッチならフィニッシャーは1発だけどイリミネーションなら参加人数ー1通りのフィニッシュが見れる
3.オーバーザトップルールがプラスされてゲーム性もある
4.大番狂わせが起きてもタッグマッチよりは選手の格に対する影響が低い
の4つの利点があるからだと思うんですが、吉橋の内藤からの勝利は今までの格的には波乱なものの、4のおかげでちょっと緩和されてる部分がある気もしないでもないんですよね。
そういう意味で「大番狂わせが起きやすい」一方で「その価値は通常マッチより低い」ために果たしてこの吉橋の勝利が吉橋に有利に働くかは・・・

CHAOS対LIJ、イリミネーション戦は・・・

時刻:21:00
ツイート数:24.0tweet

そして試合は内藤BUSHIを落とした吉橋とオカダ後藤を落としたEVILの一対一に。
それにしたって今回のイリミネーションマッチは落ち方が多彩(唾攻撃とかロープに引っかかったところへの追撃とかマスク剥ぎによる反則)だったりして最近行われたイリミネーションマッチのなかでも結構面白かったですね。
そういう中で同じく2人を落とす活躍を見せた二人ですが、いささかその活躍の印象に差があるのは、個人的な選手への嗜好もあるのかもしれませんがやっぱりEVILのほうが「巧い!」と思う部分はあったんですよね。
オカダ、内藤の2トップへは同じリングサイドに立った隙を付いて、なもののもう一方が外道のマスク剥ぎによる隙を付いたOTRと、意図的なレフェリー暴行からのブラインドを突いた反則攻撃+OTRですしね。
そういう意味で今回はEVILが自身のIWGPタッグ防衛戦及びNEVERへの挑戦に向けて十二分のアピールができた試合になりましたね。

所感雑感

というわけでほぼ半月ぶりの後楽園ホール大会でした、レギュラーメンバーでのという意味だとほぼ一ヶ月ぶりですね。 やはり休閑期(札幌からほぼ1週間だけど)となるとリング外での話題に終始したり愚痴を目にする機会が増えてモチベーションも下がりますけどやっぱり中継があるとモチベも上がりますね。 とはいえ2月は今日明日の後楽園と2.10大阪、2週間空いて2.23,2.24のROH興行と5大会しか中継が無いのは寂しい限り。 打って変わって3月は、NJCの全大会が生中継になるおかげでなんと12大会も中継があるのでうれしい限り、空いても中5日ですからね。 逆に言えば今後のワールドの課題としては1週間以上生中継が止まる期間が無いようにすることかもしれませんね、試合でなくてもいいんですけど。

それでは