プロレス統計

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3.18 新日本プロレス NEW JAPAN CUP 浜松大会 ツイート解析

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横軸が現地時刻(JST)、縦軸がツイート数/分になっています。
今大会は15:00開始、18:00前に終了しました。

今回の専用ハッシュタグは#njcupにおけるツイート数は2,865ツイート(#njpw:2,589)、RT数は4,734RT(#njpw:4,504)、ユーザー数は651人(#njpw:650人)となりました。

それでは中継中に特にツイート数が増えた点について内訳を見ていきましょう。

※以下、大会のネタバレを含みますのでご注意ください。
試合結果については公式の試合結果を参照してください。

ジュースエルガン対チェース☆ラヴァーズ

時刻:15:50
ツイート数:30tweet

最初のピークはジュースエルガンの本隊外国人エースコンビ対認知度赤丸急上昇中のチェース☆ラヴァーズ(またはゴールデン☆オーエンズ)の対決。
ジュースとエルガンはどちらも一度棚橋と組んでWTLに出場した経験もあるのですが、そういうタイプの異なる相手とのタッグマッチについては結構慣れている印象ですね。
あまい合体攻撃はないものの良い具合に連携が取れている印象、年末の状況はわからないですけど棚橋を取り合ってどちらかが出場できないよりはこの二人で参加しても面白いんじゃないかなぁ。
一方のチェース☆オーエンズはやっぱりチェースが、リング上でのテクニックもそうですけど普段のパートナー、チームメイトとのコミュニケーション面でも巧く言ってる感じが見えますねぇ、実際飯伏が率先してチェースに合図を出し、ゴールデン☆ラヴァーズで使っていたコンビネーションをアレンジして使うぐらいですし。
流石にチェース☆オーエンズでWTK出場、はないでしょうけどゴールデン☆チェース☆ラヴァーズで6人タッグとか獲ってくれないものか・・・

KES対むしゃざんまい

時刻:16:03
ツイート数:23tweet

次は両チームとも正パートナー同士のタッグチームの対戦。
現状彼らのねらうであろうIWGPタッグはEVILの欠場によって次期防衛戦も決まっていない状況ではあるんですが、EVILが復帰する(もしくはベルトを返上する)タイミングでいつでも挑戦表明できるように万全振りを見せ付けたいところ。
試合を見るとやっぱりKESの磐石振りが目立ちますね、動きがすごい、パワーがすごい依然にあそこまででかいとやっぱり相手チームが攻めづらいという部分がね。
実際吉橋もいつもと異なる攻め手を模索しているようでもありましたけど、それが逆にいつものペースに持ち込めない原因でもあったような。
しかしまぁよく考えればKESは前王者チームなのでいつでもEVILSANADAに挑戦してもいい権利はあるはずなので、それ自体は楽しみですね。

LIJ対鈴木軍

時刻:16:45
ツイート数:23tweet

お次は、TAKAタイチ興行から端を発したLIJ対鈴木軍の因縁をタイチが解説をするという第6試合。
繰り返しになりますが、NJCの性質上各王者は挑戦者を待つしかない状態ではあるものの、着実に次期防衛戦に向けて種をまいている感じで、みのるはやはり内藤に照準を絞った感じですね。
ですがこの日も、挑戦したいと言わせたいみのると挑戦したいとは口が裂けても言わない内藤の挑発のし合いに終始した感じですね、みのるとしては内藤にダメージを与えた部分もあるんでしょうけど。
内藤さんがベルトに挑戦表明しないのは、ベルト・勝ち負けにこだわらないのに加えて「IWGPヘビーが至上」ってのもありますからねぇ。
この挑発合戦はどちらが折れるのか、どちらを折るのかの我慢比べですね。

10年ぶりNJC優勝を目指す棚橋、その先は・・・?

時刻:17:06
ツイート数:31tweet

そして今度はセミ、NJC決勝に進んだ棚橋組とその先で待ち受けるオカダ組。
先日のジュース戦(というかこれまでのNJC公式戦)までは真っ黒なハザードフォームVerコスチュームだったのが今日は従来のカラーリングに近い赤色のコスチュームになってましたね、ラビットラビットフォームも出たしね。
それもあって今日の棚橋はベビーフェイス仕様の動きに見えましたけど、そうして自分が動く、動かされる場面が増えるとちょっとやっぱりコンディションがなぁ。
しかし大きく驚いたのはチャッキーのオウフルワッフルを抜け出して逆さ押さえ込みで試合を決めたフィンレー、日本だとあまり定着していないにしても現PWG王者なだけにこれは十分に大金星といって良い勝利ですね。
とはいえ、フィンレーは1.4のニュージャパンランボーで吉橋に勝ったりと金星を上げているんですけどその後に全く繋がっていないんですよねぇ・・・今回の金星はどこかに繋がるんだろうか・・

NJC準決勝、ザックセイバーJr対SANADA

時刻:17:41
ツイート数:73tweet

そしてメインはNJC準決勝戦、ザックセイバーJr対SANADA。
ここまで相手をほぼ完封する勢いで関節技地獄に引き込んで勝ってきたザックに対してSANADAは、おそらく今NJCに参加した選手の中では一番近い技術レベルを持っている選手。
それだけに序盤からフィンガーロックから始まる締め技の攻防も対抗した、対抗できていたんですけどその時点からSANADAの汗がすごい。
これまでの試合でも、ザックに責められて脂汗がーというシーンはあったもののそれに対抗できていてもかなりスタミナを消費する部分はあるかもしれませんね。
それに対するとザックはいつもの感じなだけに、そういう関節技グラウンドの攻防に特化した身体、さらにはスタミナってのは確かそう。
正直言えば今NJC中で一番ザックに肉薄できた(やられるだけでなく自分の得意技たるスカルエンドも一応は決められた)気はしますけどそれでも勝つまでには至らなかったという・・・こら勝てんわ・・・KUSHIDAどうやって勝ったんだザックに・・・

所感雑感

というわけで今大会でNJC2018の優勝決定戦は棚橋弘至対ザックセイバーJrになりました、ぶっちゃけ誰がこのカードを予想しただろうか!
正直に言えば今の棚橋にとっては最悪の相性の相手ですよね、膝も肘もボロボロな上に欠場続きで試合でのスタミナも全然戻っていない・・・
となるとまぁザック優勢、というか棚橋が理屈立てて勝てるイメージが浮かばないですいねぇ。
個々までくると一番の方策は「ザックのグラウンドなどに全く付き合わないこと」なんでしょうけど果たしてそれを棚橋がやるか、できるかというと・・・
いずれにしろ、決勝戦は3.21長岡、ゴングの時を待ちましょう。

それでは